4代目美子ちゃんのお世話になっていました

ただいま発売中のサイゾーの「モテる漫画」なる、この漫画を読めばモテる!的トンデモポジティブ特集の中で「もう三次元でのモテとかあきらめた人に送るエロ漫画」という黒いオーラを発するレビューを書きました。みてみてね☆


それからライター石原たきびさんの連載「手書き部」にて私の直筆メッセージについての考察を頂いております。
http://portal.nifty.com/cs/club/detail/100210119459/1.htm

あらかじめ言っておきたいのですが、字は汚いです。


話が変わるようですが、私はみなさんが思っているよりもずっとずっとピュアガールですので、彼氏にセックスのダメ出しとかできないんですね。
とはいえ満足いかないセックスに甘んじているのも我慢できなくなったある日、そうだ、この想いを手紙にしたためて渡そう! と思い立ちました。

「たー君へ。前略もっとクンニしてほしいです」と心を鬼にして綴りましたとも。口ではとても言えないはしたない内容ですので、文字にするのもそりゃあためらわれるもの。特に核心的な「クンニ」という単語を書くときなんて手にぶるぶる震えがきたのを覚えています。

この決死の手紙を「あのっ、これ読んでください!」と渡して直後にダッシュで走り去り、頬染めながら柱の影から観察しました。私の周囲で点描が踊るのを感じた少女漫画的瞬間、手紙を読み終えた当時の彼氏は無表情で言いました。
「あのさ、『もっとワンコして』ってなに?」


そうだね、あんまり字が汚いから「クンニ」が「ワンコ」に見えたんだね。わーあ、おもしろーい。あはははー。
私は手紙を奪い取ると涙目になりながらびりびりに破いて捨てました。
彼は何度も、私がもっとしてほしいらしい「ワンコ」の正体を確かめようとしましたが、そのたび卵巣まではずかしめられたような屈辱でいっぱいになり、私は頑として口をわりませんでした。


それ以降のセックスはどうだったかというと、やる気の感じられないクンニが改善されることはなかったものの、こころなしか後背位の時間が増えました。
「もっとワンコして」を彼なりに「もっとワンワンスタイルして」と解釈したんでしょうね。ちげぇよ。
ああ、字がきれいだったらこんなことにはならなかったのに…


美子ちゃん「そんなときは50年の歴史を持つ日ペン! 先生方は超一流だし、わかりやすいバインダー式のテキストはもちろん、実用新案の美字速習器もついているのでスピード上達! だから一日20分の練習でペン検にもラクラク合格よ! これでセックスのダメ出しもスムーズにいくわ!」