早速ブルマを買わなくっちゃ
「ガイアがオレにもっと輝けと囁いている」
というのは、メンズナックルズというオラオラ系ファッション誌の有名なキャッチですが、女性向け下着通販のピーチジョンのカタログも律儀にパンツの一枚一枚にキャッチコピーがついているわけです。
大きいサイズのブラがそこらへんで売ってなかった高校生時代。
ピーチジョンのブラならば例えFカップまでしかサイズがなくとも内蔵されてる世にもでかいパッドを抜けばHカップの私がゆうゆう装着できるありがたい存在としてずいぶんお世話になりましたが、合うブラがないのならブラジャーをつけなければいいんじゃないか!! とノーブラに目覚めて以来、特に何を買うわけでもないのですが煽り文が見たいがためにまめまめしくピーチジョンのカタログを読んでいます。以下、今号のカタログから抜粋したものを淡々と載せますので、これらが全部パンツごときを表現していることを想像しながらご覧ください。
「この小さな楽園ではフリルの他は身につけない」
「レースラインの透けがひとしずくの媚薬」
「リアルクローズの下にもロマンスを咲かせましょ」
「ティアードの波間に浮かぶマーメイド」
「まぶしすぎる! 太陽の女神の落とし物」
「妖精の吐息で作ったローブです」
「クラシックなネグリジェで夢みる夜空の冒険」
「お花畑から摘んできたデュオカラーのフリル」
「胸のトキメキをフリリィなカーテンで隠して」
「好き、ときどきキライ。気まぐれドットは罪つくり」
「清らかな子花に可憐な水玉。大切な思い出のコラージュ」
「恋するハートは無重力。バルーンでふわりと舞いあがれ」
「エレガンスを紡いで咲かせた野バラが満開」
「フェアリー気分の休日は絶対ブルマ」
ふー、はじめてフォントを大きくしてしまいました。
「ガイアが俺に…」の捨て身感にはまだまだ及びませんが、なかなかにいい線いってるとは思うので女版メンズナックルズとして張れるまでピーチジョンの方にはがんばってほしいですね。
私は「フェアリー気分」なる、どんな気分なんだか常人にはかいもく見当のつかない単語が最高気に入ったので、今後積極的に使っていこうとおもいます。
ああ、なんだか早速フェアリー気分だわ。