ときめきメモリアルGirl's Side 3rd story つづき

さてGS3、ぺろぺろ機能的には満足なのですが、ひとつだけ気に入らないことがあります。
GS１のメイン美少年は猫と睡眠が好きな天然王子（モデル）だったのですが、GS２はなぜか速見もこみち風の色黒サーファー（イルカが好き）がメインキャラだったんですよね。イルカが好きな人とかちょっと生理的に無理なので、GS3こそはGS１と同じく王子系統の美少年を期待していたのですが、今度のメインキャラは、あろうことかヤンキーでした。
見た目は一応白いもこみちといった普通にチャラい感じなものの、他校の不良生徒との確執があったりバイクで事故ったり警察に連行されたり、またしてもイルカが好きだったり、心底どうでもいいイベントと不快な設定が目白押しです。
しかも今回は登場する６人の男子のうち、４人までがヤンキー（弟）、ヤンキー（兄）、筋肉バカ、ギャル男とDQN揃い。
なにこれ？　ルーキーズの影響ですか？

残りの生徒会長と坊ちゃんピアニストの二人でなんとか糊口を凌いでるけど、他キャラのヤンキー成分が濃すぎてうんざりしてしまいます。
ちょっとさあ、なんかこう、もっとさあ、あるでしょう！
足りないでしょう！
眼鏡成分が！！　

というわけで、登場人物が全員眼鏡、さまざまなタイプの眼鏡男子を取り揃えた、『ときめきメモリアル　〜メガネサイド〜』（略してときメモMS）のキャラ設定を考えましたので、KONAMIの方がこれをご覧になられてましたら是非次の企画会議にかけてみてください。

・ 優等生眼鏡　剣道部　A型　視力０、１
文武両道、眉目秀麗。フランス映画、オザケン、高野文子など眼鏡男子が好きな女子が好きなものが好きで、雨に濡れた子犬は拾うし、縁日ではおもちゃの指輪を買ってくれるし、レギンスとかサルエルって萎えるとか言わない眼鏡オブ眼鏡。ちょっぴり奥手なのがたまにきず。王道のフルリム逆台形セルフレーム黒縁。

・ ガリ勉眼鏡　生徒会執行部　AB型　視力０、０７
優等生眼鏡の１つ年下の弟。身長が低いことがコンプレックス。兄も同じ眼鏡なのに、弟だけメガネメガネといじめられてきた唯一の眼鏡トラウマキャラで、兄にライバル心を抱いている。クイズアタック２５に出たことが自慢なのだが、そういう行動のせいでいじめられていたことに本人は気付いていない。もちろん世界各国の国旗を把握している。レンズがでかいシルバーのメタルフレームのなつかしい眼鏡は中１のときからずっと使っている。

・ スポーティ眼鏡　B型　サッカー部　視力０、０５
モテたくてはじめたサッカーだったが、途中からぐんぐん視力が悪くなり、仕方なく部活中にスポーツ用眼鏡をかけている。それがあまりにダサいので眼鏡姿を見られることを嫌う。コンタクトは合わないし、レーシックは恐いので、と言い張るものの、でも本当は眼鏡になにかしらの執着があるのかも？　部活中眼鏡は透明セルフレームでテンプルがゴムバンドになっているもの。授業中眼鏡はグレーのフルリムメタルフレーム。

・おしゃれ眼鏡　O型　水泳部　視力０、４
コーディネートに合わせて眼鏡を変える。そのうえおしゃれ力にものを言わせて女もころころと変えるしゃらくさい眼鏡野郎。視力もそこまで悪くないところもむかつく。しかし彼の奔放な女性関係と眼鏡セレクトの裏には、両親の離婚にまつわるベタな心の傷が……！？　お気に入り眼鏡は赤の下縁メタルフレーム。主人公との距離が縮まるにつれ、眼鏡への想いも一途になってゆく……。

・バンド眼鏡　B型　軽音楽部　視力０、０８
くるりに憧れてギターを始めたものの、オリジナル曲を「くるりっぽいね」と言われるとキレるロックな心を持つメガネ。実家が金持ちなので卒業後もスネをかじってバンド活動を続けるつもりでいたが、そうはいかないバンド仲間たちとのいざこざを経て、自分の育ってきた環境に疑問を抱き始める。紺色の上縁セルフレーム。

・ アーティスト眼鏡　美術部　O型　視力０、０３
お風呂に入るときもラーメンを食べるときも眼鏡をはずさない。寝る時もたまにつけたままにしてしまうほど身体の一部になってしまっている見上げたナイス眼鏡。汚れたレンズを拭いてあげたくなる母性くすぐりキャラ。絵の才能は未知数。深緑のフルリムセルフレームの眼鏡を選んだ理由は頑丈だから。レンズは黄ばんでいる。

・ワイルド眼鏡　AB型　帰宅部　視力０、２
焼けた肌に、第三ボタンまで開けたシャツ、無精ヒゲのくせしてメガネというギャップがまぶしいひとつ上の先輩。「こういうのが好きなんでしょ？」と言わんばかりのちょい悪メガネ。キスする前は眼鏡をはずすが、クンニの前にはかけなおす。黒の下縁メタルフレーム。

・書生眼鏡　文芸部　B型　視力０、０６
いつもぼんやりした不安にさいなまれている孤高の文学少年。制服はブレザーなのにひとりだけ学ランに帽子をかぶっている扱いづらい生徒でもある。すぐに「これだから女子供は」とか言いだす男尊女卑感の強い彼だけど、一度婦女子に心を開くとその情熱は心中レベル。眼鏡はもちろん金縁丸眼鏡。挨拶は「ヤア」。

・眼鏡先生　園芸部顧問　A型　視力０．０７
白衣がまぶしいクールな眼鏡教師。乱視がひどく、眼鏡がないと「メガネメガネ」状態になるせいで眼鏡をはずすことを極端に嫌がる。理系教師らしくコーヒーをビーカーでいれるなどの萌えポイントもはずさないのは天然か、はたまた大人のサービス精神か。仲が深まれば眼鏡をはずして眉間をおさえる姿を見せてくれるかも？　眼鏡は縁なしシルバー。

・眼鏡屋の店員（隠しキャラその２）　B型　視力１、８
眼鏡屋の視力検査で主人公がかけただっさい眼鏡姿を見られてときめきがうまれる。店内に整然と並ぶ眼鏡の輝きの中で、店員の魅力は５割増の眼鏡屋マジック。しかし、中が深まった矢先に彼がダテ眼鏡であることを知ってしまい、関係に亀裂が走る。茶色のカニ目メタルフレームは超音波洗浄で常にピカピカ。

・社会不適合眼鏡（隠しキャラその１）　A型　　視力０、０１
主人公の家の隣に住んでる引きこもりニート。他の男キャラの好感度などをコンピューターの力を駆使して主人公に教えてくれる。ときメモ１で言うところの良雄。なぜコンピューターの力で他人の好感度が分かるのかは謎に包まれている。長い前髪と曇ったレンズのせいで顔がはっきりしないけど、とあるイベントをきっかけに眼鏡がはずれ、並々ならぬ美少年であることが発覚し攻略対象に。牛乳瓶底眼鏡。

　他に、
・ 貧乏浪人生眼鏡　（テンプルが折れているのでセロテープで補修してあるのだけど買い替えるお金がない）
・ 司書眼鏡　（MS２が出た暁に、書生眼鏡の成長した姿として登場。）
・ 保険医眼鏡　（主人公に遅い初潮がやってくるイベントが山場）
・ 眼科医眼鏡　（主人公がグレてコンタクト女子になろうと行った先の眼科で眼鏡愛を説かれる）
・ 老紳士眼鏡　（老眼鏡なのでたまにケント・デリカットの技をみせてくれるおちゃめな年金受給者。死別した奥さんのことが忘れられないでいる）
・ 陶芸家眼鏡　（眼鏡＋作務衣）
・ お坊さん眼鏡　（眼鏡＋袈裟＋スクーター）
・ 華道家眼鏡　（眼鏡＋和服。膣に花を挿して「ほほう、よく鳴く花器だ」とか言うプレイはマスト）
なども考えましたが、キャラがかぶっていたり個人的趣味すぎたりするので割愛しました。